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【2-1】国保連レポート

令和7年度レセプト点検担当者審査業務研修会

   令和7年8月1日(金)、県内保険者事務担当者ら12保険者16名の参加のもと、石川県との共催により「令和7年度レセプト点検担当者審査業務研修会」をWeb形式(Zoom)で開催した。
   まず始めに、石川県健康福祉部医療支援課からは、「県によるレセプトの給付点検」と「点検状況の分析に基づく点検観点の共有について」として給付点検の概要、個人情報の取り扱い及び石川県による点検方法について説明がされた。
   続いて当連合会からは、初任者向けの診療報酬明細書(医科・歯科・調剤・柔整)の見方についての説明に加え、減点の多い内容を踏まえた事例や新たに「医療と介護の突合点検」の方法や「医科と柔整の点検等」の方法について重点的に説明し、閉会とした。



令和7年度 国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業

   令和7年度国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業は前年度に引き続き、厚生労働省国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザーで各務原市市民生活部税務課の磯谷伊久雄氏を招き、8月6日から2日間にわたり実施した。

   石川県国民健康保険運営方針にも掲げられているこの事業は、今年度の派遣対象保険者を小松市、野々市市の2市とし、年2回の訪問を予定している。第1回目の訪問となる今回は、8月6日に小松市、8月7日に野々市市を訪問し、事前に両市から相談を受けた徴収困難事例に沿ってアドバイザーから個別の徴収手法や今後の滞納処理についてアドバイザーから具体的な対応策を指導いただいた。

   また、磯谷アドバイザーからは、徴収業務を行うにあたり「何事も後回しにせず、どうしても方向性がまとまらない場合は、他の組織の力を借りるなどの棲み分けが重要。また、全体での案件と個別の案件を明確にし、スケジュール管理しながらそれぞれが目標を持って今後も業務に取り組んでいただきたい。」と助言された。

   今後の本事業は令和7年11月末に両市を再度訪問し、初回訪問時の滞納整理案件について、進捗状況等の報告や同報告を踏まえたアドバイザーからの評価をしていただくこととしている。

事業風景 小松市
事業風景 小松市
事業風景 野々市市
事業風景 野々市市


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