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【2-1】国保連レポート

令和3年度 石川県国民健康保険運営協議会会長連絡協議会並びに
国民健康保険・介護保険主管課長合同研修会

来賓挨拶 石川県健康福祉部医療対策課<br>髙橋課長 来賓挨拶
石川県健康福祉部医療対策課
髙橋課長

   11月17日(水)、国民健康保険事業の健全な運営を図るため市町が行う国民健康保険事業の発展に寄与することを目的とする令和3年度石川県国民健康保険運営協議会会長連絡協議会が、開催時期が新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期されていたことから国民健康保険・介護保険主管課長合同研修会との合同によりKKRホテル金沢で開催され、市町国保及び介護関係者ら40名が出席した。

   開会に当たり両会の主催者を代表して石川県国保連合会の大畠秀信常務理事は、「国保制度や介護保険制度は、生活の基盤であり、住民が住み慣れた地域で安心して医療や介護サービスを受けることができるのは、制度運営を担う市町の運協会長や主管課長の皆さんの働きに拠るところが大きい。国保連合会も、審査・支払などを通して保険者の制度運営を積極的に支援していきたい。」と述べた。
   来賓挨拶を行った石川県健康福祉部医療対策課 髙橋健司課長は、予防接種等の新型コロナウイルス感染症対策に尽力する参加者に感謝の意を伝えると共に、国保制度については「保健事業と介護予防の一体的な実施やオンライン資格確認の前提となるマイナンバーカードの取得促進等、被保険者の健康増進や利便性につながる各取り組みの開始及び強化に、引き続きご尽力をいただきたい。」と協力を求めた。

講師 厚生労働省保険局国民健康保険課 森田課長 講師
厚生労働省保険局
国民健康保険課 森田課長
   本会では、厚生労働省保険局国民健康保険課の森田 博通課長を講師に招き、「国民健康保険制度の現状と今後」と題した講演が行われた。

   講演では、医療費の動向と社会保障を巡る動きから国民健康保険制度の現状と課題、予防・健康づくりを中心とする保険者機能の強化、そして国保のデジタル化と、利便性が向上していく今後の医療保険の展開について多くの事例を交えた内容となっており、国民健康保険は国民皆保険の「要」であると説く講師からの説明に、参加者は熱心に耳を傾けていた。

講演風景
講演風景
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