石川県国保連合会 平成30年第1回通常総会 - 平成30年度の事業計画・予算を可決承認 -
■開会あいさつ油野和一郎 国保連合会理事長 
■閉会あいさつ山野之義 国保連合会副理事長 
■来賓竹中博康 石川県副知事 
■来賓作野広昭 石川県議会議長 |
去る3月27日（火）、石川県国保連合会の平成30年第1回通常総会がKKRホテル金沢において開催された。 開会にあたり、石川県国保連合会の油野和一郎理事長よりあいさつがあり、国保事業の運営について高齢者や保険料（税）の負担能力の弱い方の加入割合が高く大変厳しい状況にあることに触れ、「本連合会は保険者によって共同目的達成のために作られた組織であり、その責務を十分に認識し、保険者にとって有効・有益な情報基盤の拠点となり、保険者ニーズに適確に対応する事業展開を行い、正確で付加価値の高いサービス提供に努める」と述べ、今後も保険者に信頼と安心を提供することを目指すとした。また、保健事業など地域に密着した業務にも取り組んでいることから、「住民の皆様が健やかに暮らせる地域づくりに少しでも貢献し、社会的責任を果たしてまいりたい」との考えを示した。 通常総会に先立って平成30年国民健康保険事業功労者表彰が行われ、国保連合会理事長表彰に市町国民健康保険運営協議会委員及び国民健康保険組合役員から14名、市町国民健康保険関係職員から16名、国民健康保険診療施設職員から48名の計78名が表彰を受けた。 表彰に際して、竹中博康石川県副知事並びに作野広昭県議会議長より、それぞれお祝いの言葉が述べられた。 竹中副知事は、「新たに財政運営の主体となる県では、市町の皆様と緊密に連携しながら、国保制度を安定的に運営できるよう取り組む。また、地域の医療の確保として、医師・看護師の確保対策や救急患者の受け入れ体制強化に取り組む」と述べた。また作野県議会議長からは、「今後とも県民が安全で安心して暮らしていくことができるよう地域医療の安定的な確保に向け、県議会としても引き続き全力を挙げて取り組む」と述べた。 その後、議事に入り、議長に油野理事長を選出、議事録の署名には山田憲昭白山市長と杉本栄蔵中能登町長を指名し、議案審議に入った。 平成30年度の事業計画では、本年4月から都道府県が国保財政の責任主体となり市町村とともに国保運営を担い安定的な財政運営や効率的な事業運営を推進するなど半世紀ぶりの国保制度改革の実施に当たり県や市町が実施する各種事業を積極的に支援し保険者業務の負担軽減が図られるよう努めるとし、予算等についても連合会事務局より説明が行われ、全議案原案通り満場一致で可決承認された。 閉会のあいさつで、石川県国保連合会の山野之義副理事長からは、平成30年度から始まる新しい国保制度の円滑な施行を願うとし、「保険者の皆様の負託に応えられるよう、業務の適正な執行に努力してまいりたい」と述べ、平成30年第1回通常総会は閉会した。 なお、可決承認された石川県国保連合会平成30年度事業計画は次のとおり。 |
