認知症予防劇
当日は、老人保健ビジター協議会会員約20名及び老人福祉センター利用者約40名の参加があった。 上演に先立って、石川県在宅保健活動連絡協議会の川坂会長から虹座の紹介と挨拶が行われた。 認知予防劇は、「頑固なおじいさんと、そんなおじいさんに従って生活しているおばあさん。おばあさんは人と会うのが大好きなのですが、おじいさんの機嫌が悪くなるのであまり出かけないようになり、だんだん元気がなくなっていきます。 一方、グラウンドゴルフが趣味のおじいさんは、膝が痛いおばあさんと暮し、おじいさんは最近物事を忘れがちなおばあさんを助けながら、自分の楽しみも、おばあさんの楽しみも大事にしています。」この対照的な二つの家族の様子を比較しながら認知症発症の要因や予防について考えていただく内容となっており、劇中は笑い声の中にも共感してうなずく様子も見られた。 劇の最後には、川坂会長より認知症予防についての講話が行われ、その後出演者全員が舞台に整列し、お座敷小唄の替え歌「呆けない小唄」を来場者と一緒に合唱し劇を締めくくった。 |