石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会
令和7年6月24日(火)、石川県女性センターにおいて「石川県在宅保健活動者連絡協議会総会・研修会」が会員14名出席のもと開催された。石川県在宅保健活動者連絡協議会は、地域における保健活動の重要性を認識し、豊富な経験と実績を活かして、市町村の保健事業の支援をはじめ、地域の保健・福祉活動に寄与するとともに会員の資質向上並びに相互の連携を図ることを目的として組織され、会員は保健師・看護師等専門職で構成されている。
総会では、事務局より令和6年度事業実施状況及び会計報告並びに令和7年度の事業実施計画等について報告を行った。在宅保健活動者連絡協議会は、スポーツ大会等の救護、市町健康まつり等支援、高齢者が住み慣れた地域の集いの場を利用しての健康づくりや介護予防の支援を行う、「高齢者いきいき推進事業」の実施、市町国保保険者の支援として、特定健診未受診者に対して電話で受診勧奨を行う「特定健診未受診者対策推進事業」や、適正服薬を促す「重複多剤通知事業」等における電話健康相談を行っている。令和7年度においても引き続きこれらの事業を行い、保険者支援の一助としても活動していきたいと事務局より説明した。
研修会では、日本赤十字社石川県支部の米森氏、佐藤氏より、「心肺蘇生とAED」について講習をしていただいた。救命の基本知識から、手順についての分かりやすい講義や、実技指導を受けることができ、会員も真剣に手順を確認しながら、実技を行っていた。また、研修会の一環として、当協議会の川坂会長、田村監事による認知症予防を目的としたコグニサイズを体験した。コグニサイズは高齢者の通いの場等で活用できる運動と頭の体操を組み合わせたもので、認知症予防を目的とした体操である。会員同士が輪になり、座りながら体を動かし、しりとり等のゲームを行い笑い声が飛び交う楽しい時間となった。研修会での学びは、今後地域保健活動を行う上で活かせる有意義なものとなった。
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