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【1-1】石川県国保連合会

石川県国保連合会 令和7年第2回通常総会 - 令和6年度の事業報告・決算を可決承認 -

 
令和7年第1回通常総会
  ■開会あいさつ
  油野和一郎 国保連合会理事長
   令和7年7月28日(月)、KKRホテル金沢にて理事会を開催後、引き続いて令和7年第2回通常総会が同日開催された。

   開会のあいさつにあたり、石川県国保連合会の油野理事長は「国保加入者は年齢構成が高いこと等、国保事業は構造的な問題を抱えている。平成30年度からは都道府県が財政運営の責任主体となり市町村と共に国保運営を担っているものの、被用者保険の適用拡大による国保加入者の減少等もあり、安定的な財政運営が困難な状況は今後も続いていく。」と推測される中、「適正な審査支払業務のほか、保険者事務の効率化を図るための共同事業並びに保険者が行う保健事業の支援等、保険者ニーズに的確に対応した事業を引き続き展開していく。」とし「特に、保健事業では、保険者が、地域の疾病傾向や個人ごとの健診・医療・介護情報を活用し、きめ細やかな健康づくり事業等の展開が図られるよう積極的に支援することで、医療費適正化や健康寿命の延伸に少しでも貢献できるよう努めて参りたい。」と述べた。

   続いて、石川県健康福祉部の塗師部長から、「昨年4月に改訂した石川県国民健康保険運営方針について、皆様と連携しながら国保運営の安定化に向けて取り組むとともに、地域医療の充実にも取り組んでまいりたい。」と述べられた。また、「本県のマイナ保険証利用率は全国の中で上位を維持しており、医療DXを進めていくうえでマイナ保険証の利用は欠かせない基盤であり、県としても引き続き利用促進に積極的に取り組んでまいりたい。」と挨拶を述べた。

令和7年第1回通常総会
  ■会場風景
   通常総会では、令和6年度の事業報告や決算などの通常総会議案第1号から議案第4号までについて諮り、全て原案通り可決・承認された。

   閉会にあたり村山副理事長から、「新たな国保制度の施行後も給付と負担の不均衡等の問題が解決されておらず、国保の財政運営は厳しい状況が続いている。こうした中で、引き続き業務の効率化及びコスト削減に向けて取り組み、保険者の負託にこたえて参る所存であり、保険者の皆様方におかれましては、国民健康保険事業の運営に一層ご協力ご理解をお願い申し上げる。」と挨拶を行い、通常総会は閉会した。

- 令和7年第2回通常総会議案 -

     
議案第1号 令和6年度石川県国民健康保険団体連合会事業報告について
議案第2号 令和6年度石川県国民健康保険団体連合会各会計歳入歳出決算について
(1)一般会計
(2)特別会計
   診療報酬審査支払特別会計
   介護保険事業関係業務特別会計
   障害者総合支援法関係業務等特別会計
   後期高齢者医療事業関係業務特別会計
   特定健康診査・特定保健指導等事業特別会計
   第三者行為損害賠償求償事務共同処理事業特別会計
議案第3号 令和7年度石川県国民健康保険団体連合会各会計歳入歳出補正予算について
(1)一般会計
(2)特別会計
   診療報酬審査支払特別会計
   介護保険事業関係業務特別会計
   障害者総合支援法関係業務等特別会計
   後期高齢者医療事業関係業務特別会計
   特定健康診査・特定保健指導等事業特別会計
議案第4号石川県国民健康保険団体連合会役員の選任について
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