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【2-2】国保連レポート

令和7年度国保データベース(KDB)システム操作研修会

   国保データベース(以下、KDB)システム操作研修会は令和2年度から開催しており、KDBシステムを活用する国保保険者および後期高齢者医療広域連合の事務担当者や専門職(保健師・管理栄養士)を対象に、各回4名までの少人数にてKDBシステムを実際に操作しながら実施している。
   令和7年度は5月27日(火)から6月26日(木)までの間に合計9回開催し、12保険者から計28名の参加があった。
   内容は、まずKDBシステムの概要や特徴、KDBシステムから出力される帳票の種類といった基本的な事項について確認し、その後、研修用データを用いて「地域の全体像の把握」、「健診・医療・介護データからみる地域の健康課題」、「医療費分析」など地域の課題分析に活用できる機能や、「基準金額以上となったレセプト一覧」、「人工透析患者一覧表」などレセプトの基本的な事項を踏まえながら保健事業に活用できる機能について、操作研修を行った。
   また、KDBシステムからダウンロードしたCSVファイルを用いて、Excelのピボットテーブル機能を用いた集計方法や集計したデータの活用方法など、各市町の保健事業に活かせるよう事例を紹介し、研修会は終了した。

石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会


令和7年度市町介護給付適正化担当者説明会

   令和7年6月30日(月)、石川県地場産業振興センター本館3階第5研修室において「令和7年度市町介護給付適正化担当者説明会」を開催した。
   この説明会は、異動などで新たに担当となった県内市町の介護給付適正化事務担当者に対して、介護給付適正化システム等を利用して行う業務の理解を深めることを目的に開催する説明会であり、県内12市町から計18名が参加した。
   当日は、石川県長寿社会課の担当者より、2024年度から2026年度までの取組みとして定められた「石川県介護給付適正化取組方針2024」についての説明をいただいた。
   介護保険課からは、介護給付適正化事業において国保連合会が実施する保険者支援についての概要や介護給付適正化システム等の操作及び介護給付適正化システムから出力される帳票についての説明を行った。
   また、説明終了後に市町の担当者にグループワークとして、国保連合会が提供する適正化情報の活用事例や各市町の介護給付適正化に関する取組みについて市町での適正化業務に反映されるよう情報交換を行っていただき閉会した。



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