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【1-1】石川県国保連合会

石川県国保連合会 令和7年第1回通常総会 - 令和7年度の事業計画・予算を可決承認 -

令和7年第1回通常総会
  ■開会あいさつ
  油野和一郎 国保連合会理事長
   去る、2月25日(火)、石川県国保連合会の令和7年第1回通常総会がKKRホテル金沢において開催された。

   開会にあたり、石川県国保連合会の油野和一郎理事長よりあいさつがあり「国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険の基盤的役割を果たしてきたところであるが、医療技術の高度化や超高額医薬品の保険適用に伴う医療費の増加に加え、被用者保険の適用拡大や就業構造の変化、さらには高齢者や低所得者の増加など国保制度を取り巻く環境は厳しさを増してきている。」と国保事業が抱える課題を挙げ「当連合会は、保険者によって共同目的達成のために作られた組織であり、その責務を十分に認識し、保険者ニーズに的確に対応する事業展開を行い、経費節減と事務効率化に努め、今後も保険者に信頼と安心を提供する国保連合会を目指したい。」と述べた。

   通常総会に先立ち、令和7年国民健康保険事業功労者表彰が行われ、石川県知事表彰に11名、国保連合会理事長表彰に市町国民健康保険運営協議会委員から12名、市町国民健康保険関係職員から16名、国民健康保険診療施設職員から69名、石川県国民健康保険団体連合会職員から5名の計113名が表彰を受けた。

令和7年第1回通常総会
  ■お祝いの言葉
  馳浩 石川県知事
   表彰に際し、馳浩石川県知事、善田善彦石川県議会議長より、それぞれお祝いの言葉が述べられた。

   馳知事は、式に出席した被表彰者に対し祝福と労いの言葉を贈るとともに、国民健康保険が抱える構造的な問題を指摘しつつ「県民お一人お一人が安心して生活することができる環境になるよう、市町と協力して参りたい」と述べた。また、善田石川県議会議長は祝福と感謝の意を表し「県議会においても、今後も、県民の健康保持増進や、良質かつ適切な医療の提供にむけ、全力を挙げて取り組んで参りたい。」と述べた。

   その後、議事に入り、議長に油野理事長を選出、議事録の署名には井出敏朗能美市長、前哲雄川北町長を指名し議案審議に入った。

   令和7年度の事業計画では、基本方針を柱に重点事項を定め、診療報酬等に係る適正な審査支払業務のほか、市町の市町村事務処理標準システムの標準準拠の対応や、令和7年度より県が実地する広域的又は専門的な求償事務の範囲拡大の取り組み等の支援を行うとした。
  予算等についても連合会事務局より説明が行われ全議案原案通り満場一致で可決承認された。

   閉会のあいさつでは、石川県国保連合会の村山卓副理事長から、「国民健康保険を取り巻く環境は厳しさを増している状況にあるが、皆様のお力添えがあり安定的な運営がなされている。国保連合会としても、本日ご決議いただいた事業の円滑な運営はもちろん、保険者の負託に応えられるよう業務の適正な執行に努めたい。」と述べ、令和7年第1回通常総会は閉会した。

   なお、可決承認された石川県国保連合会の令和7年度事業計画は次のとおり。

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