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【2】国保連レポート

令和6年度国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業 - 最終訪問 -

講師 収納率向上アドバイザーで各務原市市民生活部税務課専門事務職員 磯谷伊久雄氏 事業風景
(写真中央)収納率向上アドバイザー 磯谷 伊久雄先生
   令和6年度国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業の最終訪問が、初回訪問に引き続き、厚生労働省国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザーで各務原市市民生活部税務課専門事務職員の磯谷伊久雄氏をアドバイザーに招き、11月26日に金沢市、翌27日は川北町において実施された。

   7月9日及び10日に開催された初回訪問では、両市町から事前に相談を受けた徴収困難事例について、磯谷アドバイザーから徴収手法や今後の滞納処分について具体的な対応策を指導いただいた。今回の最終訪問では、初回訪問から約4か月間にわたる徴収困難事例に対する取り組みの成果及び進捗状況を両市町より報告を受けた。

   両市町とも初回訪問時に磯谷アドバイザーから受けた指導を参考に、滞納者により踏み込んだ納付相談や調査を行った結果、継続して取り組む必要がある事例が残りながらも、収納率向上に向けて前進した事例もあり、一定の成果を得たとの報告であった。

   最終訪問の総括として磯谷アドバイザーから、滞納整理は問題の先延ばしにならないことが重要だとし「収納率向上に向けて、課や係で目標を持つこと。いつ何を実施するかのスケジュール管理も行いながら、滞納を許さないという気持ちを忘れず取り組んでほしい。」とアドバイスを送った。
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