石川県国保連合会 令和6年第2回通常総会 - 令和5年度の事業報告・決算を可決承認 -
令和6年7月22日(月)、KKRホテル金沢にて理事会を開催後、引き続いて令和6年第2回通常総会が同日開催された。 開会のあいさつにあたり、石川県国保連合会の油野理事長は「保険者事務の効率化を図るための共同事業並びに保険者が行う保健事業の支援等、保険者ニーズに的確に対応した事業を引き続き展開していく。」とし、「特に、保健事業では、保険者が、地域の疾病傾向や個人ごとの健診・医療・介護情報を活用し、きめ細やかな健康づくり事業等の展開が図られるよう積極的に支援することで、医療費適正化や健康寿命の延伸に少しでも貢献できるよう努めてまいりたい。」と述べた。 続いて、石川県健康福祉部の柚森部長から、「皆様方には、マイナ保険証の利用の呼びかけなどにご尽力をいただいた結果、本県の利用率が全国の中で上位になり、国から表彰を受けた。」と感謝を伝え、「本年4月に国民健康保険運営方針を改定させていただいたところであり、とりわけ市町の保険料水準については将来的な県内統一を目指す方針とし、3年後の中間見直しに向けて市町の皆様と具体的な議論を進めてまいりたい。」と挨拶を述べた。 通常総会では、令和5年度の事業報告や決算などの通常総会議案第1号から議案第3号までについて諮り、全て原案通り可決・承認された。 また、通常総会後には、近藤理事(石川県医師国保組合理事長)から、全国医師国保組合連合会(全医連)会長も担う立場として、被用者保険の適用拡大がもたらす市町村国保及び国保組合の財政基盤への影響について発言があり、出席者全員に情報共有を行った。 閉会にあたり村山副理事長から「国保制度の厳しい状況を踏まえて、引き続き業務の効率化及びコスト削減に向けて取り組み、保険者の負託にこたえてまいる所存である」と話しつつ、被用者保険の適用拡大については「さらに厳しいところに追い込まれていくというような危機感を感じている。」と述べ、「こういったことも含めまして、これからも保険者の皆様方におかれましては、国民健康保険事業の運営に一層ご協力ご理解をお願い申し上げる。」と挨拶を行い、通常総会は閉会した。 |
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- 令和6年第2回通常総会議案 -
議案第1号 | 令和5年度石川県国民健康保険団体連合会事業報告について |
議案第2号 | 令和5年度石川県国民健康保険団体連合会各会計歳入歳出決算について (1)一般会計 (2)特別会計 診療報酬審査支払特別会計 介護保険事業関係業務特別会計 障害者総合支援法関係業務等特別会計 後期高齢者医療事業関係業務特別会計 特定健康診査・特定保健指導等事業特別会計 第三者行為損害賠償求償事務共同処理事業特別会計 |
議案第3号 | 令和6年度石川県国民健康保険団体連合会各会計歳入歳出補正予算について (1)一般会計 (2)特別会計 診療報酬審査支払特別会計 介護保険事業関係業務特別会計 障害者総合支援法関係業務等特別会計 後期高齢者医療事業関係業務特別会計 特定健康診査・特定保健指導等事業特別会計 |