【1-1】石川県国保連合会

国保制度改善強化全国大会　

■大会風景

   11月13日（金）、東京・砂防会館にて国保中央会など国保関係9団体により国保制度改善強化全国大会が開催された。大会では、財政基盤強化のための公費投入の確実な実施や新型コロナウイルス感染症対策のための必要な支援などを求める10項目の決議を満場一致で採択した。

   本年の大会は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として規模を縮小して開催され、石川県からは石川県国保連合会の油野理事長(かほく市長)をはじめとして、市町、国保組合及び国保連合会役職員の6名が出席した。

   開会にあたり大会会長である国保中央会の岡﨑誠也会長（高知市長）より主催者挨拶があり、新型コロナウイルスの感染拡大で国保料・税の減免が増加しており、厳しい事業運営が続くことを懸念し、公立病院等の医療提供体制や国保制度の安定的な運営が確保できるよう、地方自治体、国保連合会に対して必要な支援措置を講じることを求めた。

■大会当日、会場に来られた西田衆議院議員（石川三区選出）に、油野理事長から直接陳情を行った。

   続いて、徳島県那賀町の坂口博文町長が大会宣言を読み上げ、来賓として田村憲久厚生労働大臣（樽見英樹厚生労働省事務次官代読）、武田良太総務大臣（馬場竹次郎総務省大臣官房審議官代読）が挨拶。自民党からは磯﨑仁彦政務調査会長代理、立憲民主党からは岡本充功政務調査会長代理が挨拶した。

   その後、議長団が審議に入り、沖縄県宮古島市の下地敏彦市長が10項目にわたる決議文を読み上げ大会の総意として採択した。

   大会閉幕後には決議の実現を求め、市町村長を先頭に、政府や政党関係者への陳情運動を展開した。

陳情運動　

   石川県国保連合会の油野理事長を班長として、鳥取県国保連合会の宮脇副理事長（湯梨浜町長）、国保中央会の太田副会長（静岡県東伊豆町長）と中野常務理事の4名で衆議院第二議員会館を訪れ、立憲民主党の近藤昭一企業・団体交流委員長ほか議員に4名に直接要望するなど陳情を行った。

■陳情運動          小熊 慎司 先生                                       森山 浩行 先生                           【班長】油野 和一郎 かほく市長   太田 長八 副会長（東伊豆町長）                                           松田 功 先生                                 近藤 昭一 先生                              宮脇 正道 湯梨浜町長               中野 透 常務理事