令和元年度東海北陸地方都市国保主管課長研究協議会
![]() 石川県国保連合会 油野 和一郎理事長 ![]() 石川県健康福祉部 北野 喜樹部長 |
7月4日(木)、5日(金)の両日、令和元年度東海北陸地方都市国保主管課長研究協議会が石川県金沢市の金沢ニューグランドホテルにおいて開催された。 本協議会は、都市における国保事業の諸問題を研究討議し、その実情に対応する業務運営の効率化と制度の改善などに寄与し、国保事業の円滑なる運営を図ることを目的に開催され、東海北陸地方6県の都市国保主管課長及び国保関係者104名が参加した。 開会にあたり、主催者を代表し石川県国民健康保険団体連合会の油野和一郎理事長が歓迎のあいさつを述べ、来賓の厚生労働省保険局国民健康保険課長の野村知司氏、石川県健康福祉部長の北野喜樹氏、国民健康保険中央会常務理事の中野透氏が祝辞を述べられた。 引き続き、石川県立美術館学芸主幹兼学芸第一課長の谷口出氏を講師に特別講演として「加賀藩と美術工芸」が行われ、石川県が美術工芸王国と言われるようになった歴史を踏まえお話された。続いての野村課長を講師に「新国保制度を巡る状況について」と題した講演では、国保制度の現状と課題や国の最新の情勢について熱心な説明があった。 本協議会2日目に行われた研究課題発表では、テーマである「持続可能な医療保険制度の構築に向けて~国保都道府県化を迎えた都市の取組み~」に沿って、東海北陸地方6県の各都市代表者が日頃の取組み状況について発表を行い、石川県からは、七尾市健康福祉部保険課の濱敏信課長が研究発表、金沢市保健局医療保険課の小嶋一彦課長が質疑を行った。 研究発表ならびに質疑を終え、助言者の厚労省野村課長、国保中央会中野常務理事、石川県健康福祉部医療対策課 大居勝宏課長の3人から総評と国保事業に参考となる助言をいただき研究課題発表は終了した。 その後の協議会は、東海北陸地方都市国保主管課長研究協議会名で作成された安定的で持続可能な国保制度の実現に向けた国に対する要望書(案)を厚生労働省等に提出することを満場一致で採択され、最後に、次期開催県である愛知県を代表して名古屋市保険年金課の前田茂樹課長から挨拶をいただき閉会となった。 |
![]() 厚生労働省保険局 国民健康保険課 野村 知司課長 ![]() 国民健康保険中央会 中野 透常務理事 |