平成30年度東海北陸地方都市国保主管課長研究協議会
![]()  三重県国保連合会 亀井利克理事長 ![]() 三重県医療保健部 福井敏人部長 ![]() かほく市保険医療課 上野年紹課長 |
7月5日(木)、6日(金)の両日、平成30年度東海北陸地方都市国保主管課長研究協議会が三重県津市のホテルグリーンパーク津において開催された。 本協議会は、都市における国保事業の諸問題を研究討議し、その実情に対応する業務運営の効率化と制度の改善などに寄与し、国保事業の円滑なる運営を図ることを目的に開催され、東海北陸地方6県の都市国保主管課長及び国保関係者103名が参加した。 当日は、大雨の影響により鉄道や高速バスの公共交通機関が運休になり、急遽欠席者が出るなか、石川県からは6都市の課長に参加いただいた。 開会にあたり、主催者を代表し三重県国保連合会理事長の亀井利克氏が歓迎のあいさつを述べ、来賓の厚労省大臣官房審議官の渡辺由美子氏、三重県医療保健部長の福井敏人氏、国保中央会審議役の松岡正樹氏が祝辞を述べられた。 引き続き、渡辺審議官より「国保改革と医療保険制度〜来し方・行く末〜」と題して特別講演、財団法人医療経済研究機構研究部副部長で人間・環境学博士の満武巨裕氏より「国保における医療費適正化−ビッグデータを活用したリアルワールドと予測(AI)の試み」と題して講演が行われた。 2日目に行われた研究課題発表では、テーマである「持続可能な医療保険制度の構築に向けて〜国保都道府県化を迎えた都市の取組み〜」に沿って、東海北陸地方6県の各都市代表者から日頃の取組み状況について発表を行い、石川県からは、能美市保険年金課長の太田由美氏が研究発表、かほく市保険医療課長の上野年紹氏が質疑を行った。 続いて、研究発表に対し、厚労省国民健康保険課長の鳥井陽一氏、三重県医務国保課長の松浦元哉氏、国保中央会審議役の松岡正樹氏より助言があった。 その後、国に対する要望書が満場一致で採択され、厚生労働省をはじめとした関係方面へ、安定的で持続可能な国保制度の実現に向け要望書を提出することとした。 最後に次期開催県として石川県が決定され、石川県都市を代表し金沢市医療保険課長の小嶋一彦氏が次期開催県として挨拶を申し上げ、当研究協議会は閉会した。 |
![]() 厚生労働省大臣官房 渡辺由美子審議官 ![]() 国民健康保険中央会 松岡正樹審議役 |