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【1-3】国保連レポート

市町障害者総合支援等担当者説明会

    4月19日(金)、石川県地場産業振興センターにおいて、市町障害者総合支援等担当者説明会が参加者31名のもと開催された。
    今回の説明会は、初めに市町への事務連絡として、国保連合会システムの改元対応や審査支払事務の見直しにかかるスケジュールについて、更に障害福祉サービス等報酬改定等において新設される福祉・介護職員等特定処遇改善加算や、幼児教育の無償化に伴う就学前の障害児の発達支援の無償化について説明を行った。
    続いて、共同電算処理業務について、今年度より新たに実施する高額障害福祉サービス等給付費支給処理についてテストから本稼働までのスケジュール並びに市町にて作成する各種台帳情報等について、また障害者総合支援等業務として、受給者台帳業務や過誤、市町における二次審査業務について各担当より説明を行い、閉会した。

国保情報集約システム説明会・審査支払業務研修会

    「国保情報集約システム担当者説明会・審査支払業務研修会」を4月23日(火)に石川県地場産業振興センターで午前と午後で開催し関係者31名が出席した。
    開催に先立ち国保連合会審査管理課の高課長心得より、「昨年は国保の都道府県化に伴う「国保情報集約システム」の本格運用開始、「診療報酬改定」、「高額療養費の見直し」、「高額療養費の外来年間合算の支給額算定業務」の開始と様々な制度改正等が行われたところであるが、皆様のご協力により大きな障害もなく円滑な運用を行うことが出来た。また、国保情報集約システムにおいてはクリティカルエラー発生による後続業務への影響が大きいため、開発ベンダーと連携の上、早期に解消していただきたい」と述べた。
    説明については、システムの概要、日次作業内容、業務スケジュール、世帯継続にかかる作業内容、高額該当情報の連携等にかかる説明をおこなった。
    続いて、午後からの審査支払業務研修会では請求支払帳票を始め被保険者マスター、療養費にかかる指定公費の請求事務、出産育児一時金の事務処理、基幹系ネットワークに係るセキュリティ対策強化について各担当者から説明し研修会は閉会した。

認知症予防劇「あなたの家族はどっち?」

    石川県国保連合会は、退職された保健師、看護師等で市町等の保健福祉活動等を支援するため石川県在宅保健活動者連絡協議会を組織している。その活動の一貫として劇団虹座を立ち上げ、認知症予防劇「あなたの家族はどっち?」を各地域で上演している。
    令和元年5月22日には、金沢市老人福祉センター鶴寿園において、石川県在宅保健活動者連絡協議会川坂会長から虹座の紹介の後上演された。
    認知症予防劇は、対照的な二つの家族の様子を比較しながら認知症発症の要因や予防について考えていただく内容になっている。劇中、会場からは笑いがあふれ、時には共感してうなずく様子も見られた。劇の最後には、出演者全員が舞台に整列しお座敷小唄の替え歌「ボケない小唄」を来場者と一緒に合唱した。参加者からは、「とても楽しかった」という声が聞かれた。

認知症予防劇

国保共同電算事務処理担当者研修会

    「国保共同電算事務処理担当者研修会」を5月24日(金)に石川県地場産業振興センターで午前と午後で開催し関係者26名が出席した。
    開催に先立ち国保連合会審査業務課長清水から、「共同電算を取り巻く中央情勢として、オンライン資格確認の導入や審査支払機関の機構強化等を措置する法律案が提出され国会で審議されていること、また平成31年1月から、はり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費の受領委任制度が開始され、平成31年2月から石川県国民健康保険はり、きゅう及びあん摩マッサージ指圧療養費審査委員会を設置しており事務取扱が変更となった。」と述べた。
    説明については、過誤・再審査の操作方法をはじめ、高額療養費の支給算定、ジェネリック利用差額通知書作成業務、医療費通知書作成業務等にかかる説明を行った。

石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会

    石川県国保連合会は、退職された保健師、看護師等で市町等の保健福祉活動等を支援するため石川県在宅保健活動者連絡協議会(以下「虹の会」という。)を組織している。
    在宅保健活動者連絡協議会総会が令和元年5月31日に会員22名出席のもと開催され、平成30年度事業実施状況及び収支内訳状況の報告、令和元年度の事業実施計画及び収支内訳の説明があり承認された。この在宅保健活動者連絡協議会では、これまで活動の一環として虹の会会員が中心となり、地域の気楽に集える場を利用して、健康づくりや介護予防の支援を行う「高齢者いきいき推進事業」を実施している。また、市町や地区老人クラブ主催等の健康教室において健康劇を上演しているほか、特定健診未受診者に電話で受診勧奨を行う「特定健診未受診者対策推進事業」を実施してきたところであり、令和元年度においても継続していくことが確認された。
    また、研修会では公益社団法人石川県栄養士会理事手塚波子先生より「在宅療養者の食を支える~低栄養予防・フレイルについて~」というタイトルで講演をいただいた。現場で活動された経験を通じ栄養管理の重要性、そして栄養管理がフレイル予防の第一歩であるということを分かりやすく説明していただいた。会員の方々も興味深く講演に耳を傾けていた。

石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会

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