国保診療施設長・事務長合同会議
4月18日(木)、マリエールオークパイン金沢において国保診療施設長・事務長合同会議が開催され、国保診療施設長、事務長など34名出席のもと開催された。協議事項では、松下会長を座長に、平成31年度石川県国保診療施設協議会の事業実施について次のとおり決定した。
1 協議
1)第51回北陸三県国保地域医療学会の開催に関すること
(1)開催日 令和元年7月28日(日)(2)開催場所 石川県地場産業振興センター 大ホール
(3)発表者等について
①研究発表者 | 公立松任石川中央病院 | 吉野谷診療所 | 町立宝達志水病院 | 珠洲市総合病院 |
②シンポジウム司会者 | 加賀市医療センター | 市立輪島病院 |
③シンポジウム発表者 | 河北中央病院 | 公立宇出津総合病院 |
2)石川県国保直営病院職員体育大会に関すること
第23回(平成30年度)歳入歳出決算報告 | 公立羽咋病院 |
第24回(平成31年度)大会事務局 | 珠洲市総合病院 |
第25回(平成32年度)大会事務局 | 公立松任石川中央病院 |
第24回(平成31年度)大会負担金について |
2 講演
協議終了後、「医療現場における働き方改革について」と題して、金沢労働基準監督署第三方面主任監督官の宮﨑 剛氏による講演が行われた。2019年4月に施行された労働基準法改正における『年次有給休暇』と『時間外労働』にかかる内容を主に、医師は2024年3月31日まで時間外労働の上限規制の適用が猶予される等、医師と医師以外の労働者で異なるポイントを解説した。
宮﨑氏は「医師の時間外労働に対する規制について、現在も医師の働き方改革に関する検討会で議論されている。また、医師の労働時間の定義を明確にする議論も平行して行われている。検討会の報告書は厚労省のホームページにて掲載されていくと思いますので、活用していただきたい。」と述べられた。
講演終了後の質疑では、多くの質問が寄せられ、参加者にとって関心の高いテーマで有意義な講演であった。