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【2-1】国保連レポート

市町介護保険・障害者総合支援合同担当者説明会

   10月29日(月)、石川県地場産業振興センターにおいて、市町介護保険・障害者総合支援合同担当者説明会が参加者39名のもと開催された。

   今回の説明会は、平成29年8月から高額介護(予防)サービスにおいて、一般世帯の月額負担の上限額が37,200円から44,400円に引き上げられたことに伴い、新たに3年間の時限措置として年間の上限額が設けられたことから各種データの提出に際しての留意事項や高額医療・高額介護合算制度における処理スケジュールの変更等について説明を行った。

   続く、障害者総合支援業務では、本年4月より始まった国保連合会における一次審査が11月から拡充されることにともなう台帳の整備について依頼を行い、また、本年4月施行の新高額については給付費の計算を行うために、介護給付費の実績データが必要となることから介護保険者へ正確なデータの提出依頼と障害者審査支払等システムと介護審査支払等システムの処理の流れや計算方法等の説明を行い、閉会した。

糖尿病等重症化予防研修会 リーダー・初任者研修会

   11月20日(火)、21日(水)に石川県リハビリセンターにおいて、糖尿病等重症化予防研修会(リーダー・初任者研修会)が開催された。
   開会にあたり、石川県健康福祉部健康推進課竹島GLから挨拶があり、「石川県が国民健康保険の財政運営の主体となり、市町における保健事業の推進と支援を行うため、新たに国保ヘルスアップ支援事業が始まった。この事業の一貫として、石川県と石川県国民健康保険団体連合会が共同で実施主体を担い、研修会が行われることになった」と趣旨説明がされた。
   研修会では、保健指導センター南城代表の井上優子講師に講義をしていただいた。20日に開催したリーダー研修会では、市町において保健指導の取りまとめや指導的立場にある方を対象とし、南城市糖尿病重症化予防事業についての講義と、糖尿病性腎症重症化予防対象者の保健指導についてグループワークを行った。21日の経験年数3年未満を対象とした初任者研修会では、糖尿病重症化予防の保健指導について具体的な事例を交えてグループワークが行われた。

   出席者からは、「配布された資料の中で自分の市町の立ち位置が一覧表で可視化されていて分かりやすかった」、「リーダーとして事業をすすめていく中で何をおさえ、どう評価をしていくべきなのか、自分の市町と他市町のスケジュールを見比べながらどのように課題を解決していくべきなのかを確認することができ参考になった」という意見が聞かれた。
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