石川県国保連合会 令和8年第1回通常総会 - 令和8年度の事業計画・予算を可決承認 -
![]() ■開会あいさつ 油野和一郎 国保連合会理事長 |
開会にあたり、石川県国保連合会の油野和一郎理事長よりあいさつがあり「国民健康保険制度は、被用者保険等に属さない全ての人が加入し、我が国の国民皆保険の基盤的役割を果たしてきたところであるが、医療技術の高度化や超高額医薬品の保険適用に伴う医療費の増加に加え、被用者保険の適用拡大や就業構造の変化、さらには高齢者や低所得者など保険料の負担能力が低い方々の増加など国保制度を取り巻く環境は厳しさを増してきている。」と国保事業が抱える課題を挙げ、「当連合会は、保険者によって共同目的達成のために作られた組織であり、その責務を十分に認識し、保険者ニーズに的確に対応する事業展開を行い、経費節減と事務効率化に努め、今後も保険者に信頼と安心を提供する国保連合会を目指したい。」と述べた。
通常総会に先立ち、令和8年国民健康保険事業功労者表彰が行われ、石川県知事表彰に9名、国保連合会理事長表彰に市町国民健康保険運営協議会委員および国民健康保険組合役員から5名、市町国民健康保険関係職員から12名、国民健康保険診療施設職員から75名、石川県国民健康保険団体連合会職員から3名の計104名が表彰を受けた。
![]() ■お祝いの言葉 馳浩 石川県知事 |
馳知事は、式に出席した被表彰者に対し、国民健康保険事業の運営や地域医療にご尽力いただいていることに敬意と感謝を述べられた。また、国民健康保険が抱える課題を指摘しつつ「県では安定的な国保財政運営のため、各市町の保険料水準の統一に向けて市町と認識を合わせながら具体的議論を着実に進めて参りたい。」と述べた。
横山石川県議会副議長からは祝福と感謝の意が表されるとともに、「国民健康保険は、国民皆保険の中核的役割を担い、地域医療の確保・住民の健康増進に貢献してきたが、今後、安定的に維持・運営していくためには関係機関の緊密な連携が重要であると考えており、県議会としても、県民の健康維持増進や、良質かつ適切な医療の提供にむけ、全力を挙げて取り組んで参りたい。」と不破議長からのお言葉を代読された。
その後、議事に入り、議長に油野理事長を選出、議事録の署名には宮下為幸中能登町長、安田健二医師国保組合理事長を指名し議案審議に入った。
令和8年度の事業計画では、基本方針に基づき重点事項を定め、保険者が共同してその目的を達成するために設置された団体であることを十分に認識し、県や市町等が実施する医療・保健・介護・福祉の業務を積極的に支援することにより保険者業務の負担軽減が図られるよう取り組んでいくとした。
主な取り組みとして、診療報酬審査支払事業では令和8年度における診療報酬改定に的確に対応するとともに、効果的・効率的な審査事務共助体制の構築により、適正な審査業務に努める。保健事業では、KDB(国保データベース)システムを活用した、市町等における効果的な保健事業及び医療費適正化の取り組みの支援に努めることが示された。
 予算等についても連合会事務局より説明が行われ、全議案原案通り満場一致で可決承認された。
閉会のあいさつでは、石川県国保連合会の前哲雄副理事長から、「国民健康保険は被保険者の著しい減少により厳しい環境ではあるが、国民皆保険制度の最後の砦として安定的な運営、地域医療の確保や住民の健康保持増進に寄与している。国保連合会としても、本日ご決議いただいた事業の円滑な運営はもちろん、保険者の負託に応えられるよう業務の適正な執行に努めたい。」と述べ、令和8年第1回通常総会は閉会した。
なお、可決承認された石川県国保連合会の令和8年度事業計画は次のとおり。

