令和6年度石川県国民健康保険運営協議会会長連絡協議会
開会にあたり、本協議会の高柳 晃一 会長(金沢市国保運営協議会会長)の挨拶では、冒頭に前週に能登地方を襲った豪雨による被災者に対してお見舞いの言葉を述べた。そして「今後、人口減少や被用者保険の適用拡大などにより加入者が減り、保険料収入が縮小していく。さらに、医療技術や医薬品の進歩で医療費が増加となり、国保財政は厳しい状況が続くと想定される。また、保険料水準の統一化に向けた議論の具体化も進む中、国保制度の維持・発展に向けての課題は山積している。皆様と、国保の課題と役割を共有し国保事業に努めてまいりたい」と述べた。
講演では、被用者保険の適用拡大や保険料水準統一加速化プランの実施といった国民健康保険制度を取り巻く状況のほか、オンライン資格確認の利用状況、マイナンバーカードと健康保険証の一体化など医療・介護DXの取り組み、また、子ども・子育て支援金制度創設に対する説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
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