前のページへ

【1-1】国保連レポート

国保データベース(KDB)システム、データヘルス支援システム(DHパイロット)
及び特定健診等データ管理システム初任者研修会

   標記研修会は国保保険者および後期高齢者医療広域連合で各システムを新たに担当することになった職員を対象として毎年4月に開催している。
   令和6年度は4月18日(木)にZoomにて開催し、各保険者から保健師24名、栄養士7名、事務担当者12名の合計43名が参加した。
   研修会は始めに特定健診等データ管理システムについて、システムの概要を説明し、続けて4月に保険者において作業していただく特定健診等の受診券作成作業方法などを説明した。
   次に国保データベース(KDB)システムについて、システムの概要と「地域の全体像の把握」や「健診・医療・介護データからみる地域の健康課題」など、主に使っていただく機能を紹介した。
   最後にデータヘルス支援システム(DHパイロット)については、「KDB突合データ分析」の疾病分析や、特定健診未受診者対策として活用いただく健診と同等の検査を行っているレセプトの抽出など、KDBシステムには無い機能を中心に各種画面について説明を行った。
   いずれのシステムも市町国保の保健事業を行う上で欠かせないシステムであり、それぞれに特徴や守備範囲が異なるが、保健事業を効果的、効率的に運用していくためにその特徴を把握し、使いこなすことが重要となる。今回の初任者研修会では、システムの操作方法だけでなく、各システムの特徴を捉え保健事業への活用についてもイメージできるよう留意した。今後、年間を通じてシステムを応用していくための研修会のプログラムを予定している。

各システム画面遷移図
システム画面遷移図

< 1|2>
次のページへ