令和4年度石川県国民健康保険運営協議会会長連絡協議会
開会にあたり本協議会の桶川 秀志会長(金沢市国保運営協議会会長)は「国民健康保険は、国民皆保険制度の基盤として重要な役割を果たしてきた。一方で、制度がもたらす構造的な課題が多く、平成30年に国保財政を都道府県単位化とする改革が図られたものの、国保加入者数の減少が今後も進んでいくことを見据え、安定した国保財政を目指した議論は続いていく。国保運営協議会は、県や市町と連携し、持続可能な国保運営になるよう一定の役割を担い続ける必要がある。今後も、皆様方のご指導、ご協力をお願いしたい。」と挨拶を述べた。
講演では、制度の成り立ちを始めとした国民健康保険制度の概要、国保財政の安定化を目的として平成30年度に行われた国保制度改革の意義、そして石川県内における国民健康保険の被保険者や医療費の状況、さらにはこれからの保健事業の展開など今後の課題について述べられ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
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