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【1-1】石川県国保連合会

石川県国保連合会 令和4年第1回通常総会 - 令和4年度の事業計画・予算を可決承認 -

令和4年第1回通常総会
開会あいさつ
油野和一郎 国保連合会理事長
   去る2月14日(月)、石川県国保連合会の令和4年第1回通常総会がKKRホテル金沢において開催された。

    開会にあたり、石川県国保連合会の油野和一郎理事長よりあいさつがあり、「国民健康保険制度は国民皆保険の基盤的な役割を果たしてきたが、医療技術の高度化などに伴う医療費の増加、新型コロナウイルス感染症の影響による被保険者の保険料減免等により、国保制度を取り巻く環境は厳しさを増している」と国保事業が抱える課題を挙げ「当連合会は、保険者によって共同目的達成のために作られた組織である。その責務を十分に認識しつつ、経費節減と事務効率化に努めながら、今後も保険者に信頼と安心を提供する国保連合会を目指したい」と述べた。

   通常総会に先立って令和4年国民健康保険事業功労者表彰が行われ、石川県知事表彰に9名並びに国保連合会理事長表彰に市町国民健康保険運営協議会委員から11名、市町国民健康保険関係職員から6名、国民健康保険診療施設職員から49名の計75名が表彰を受けた。

令和4年第1回通常総会
お祝いの言葉
谷本正憲 石川県知事
   表彰に際して、谷本正憲石川県知事並びに向出勉県議会議長より、それぞれお祝いの言葉が述べられた。

   谷本知事は「長い間、それぞれのお立場で大変なご尽力をいただいた。お集まりの皆様に心からお祝い申し上げたい」と祝福を贈り、新型コロナウイルス感染症が石川県で初めて確認されてからの約2年間を振り返り「国保事業の運営及び地域医療の最前線で感染拡大防止に高い使命感をもって取り組まれた皆さんに感謝申しあげたい。」と感謝を伝え、「県としては、新型コロナウイルス感染症対策を最優先しつつも、市町や国保連合会と連携しながら、国保運営の安定化に向けて取り組んでいきたい。」と述べた。また向出県議会議長からも被表彰者に対する祝福と新型コロナウイルス感染症対策に対する感謝に合わせて「県議会としても、県民が住み慣れた地域で安心安全に暮らしていけるよう、健康の維持増進や良質かつ適切で効率的な医療の提供にむけ、新型コロナウイルス感染症対策とあわせて引き続き全力を挙げて取り組んでいきたい。」と述べた。

   その後、議事に入り、議長に油野理事長を選出、議事録の署名には茶谷義隆七尾市長と山田憲昭白山市長を指名し議案審議に入った。

   令和4年度の事業計画では、基本方針を柱に重点事項を定め、診療報酬改定に適正に対応した審査業務のほか、健康づくりや重症化予防の取組、国保データベースシステムを活用した効果的かつ効率的な保健事業・医療費適正化事業に努め、県や市町が実施する各種事業を積極的に支援するとした。予算等についても連合会事務局より説明が行われ全議案原案通り満場一致で可決承認された。

   閉会のあいさつでは、石川県国保連合会の山野之義副理事長から、「国民健康保険は国民皆保険の最後の砦である一方、大変厳しい状況にある。本日ご決議いただいた事業の円滑な運営はもちろん、保険者の皆様の負託に応えられるよう適正な執行に取り組んで参りたい」と述べ、令和4年第1回通常総会は閉会した。

   なお、可決承認された石川県国保連合会令和4年度事業計画は次のとおり。

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