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【1-1】国保連レポート

令和3年度石川県国民健康保険診療施設開設者・管理者セミナー

大森町長(能登町)
開会挨拶
国保診療施設開設者委員会
大森会長
(能登町長)
   令和3年9月7日、国保診療施設の開設者(市町長)と施設長が相互理解を図り、地域医療の在り方や国保診療施設の機能充実強化と健全な運営に資することを目的とした国民健康保険診療施設開設者・管理者セミナーが、石川県にまん延防止等重点措置が発令されていることもあり初のWEB会議方式を用いて、国保診療施設関係者19名の出席を得て開催された。

   開会にあたり、新たに開設者委員会会長に就任された大森会長(能登町長)は、能登町役場からリモートで参加し「新型コロナウイルス感染症対応のワクチン接種や治療で住民の生命、健康を守っている国保診療施設の医療関係者に感謝を申し上げつつ、我々開設者も精一杯の支援をしていきたい。」と開会の挨拶を述べた。

阪上先生(金沢医療センター 副院長)
講演
講師 阪上先生
(金沢医療センター 副院長)

   引き続き、金沢医療センター副院長の阪上 学先生より「石川県におけるCOVID-19の医療連携体制について」と題して講演が行われた。
   石川県新型コロナウイルス感染症石川県調査本部コーディネーター等を務める阪上先生から、新型コロナウイルス感染症に対する強固な医療体制構築を指揮する最前線での取り組み等の実例を交えた内容で講演が行われ、特にDMAT(災害派遣医療チーム)の一員として活躍された経験から「今回の新型コロナウイルス感染症等のパンデミック対応は、大規模災害に対する医療体制と同様な対応が必要である。医療圏を越えた広域な応援体制が重要である。」と地域医療を守る本セミナーの参加者達に呼びかけた。

   最後に、石川県国民健康保険診療施設協議会の水野会長から「今回の新型コロナウイルス感染症対応では、我々国診協施設の役割は重要であった。まだまだ闘いは続くが、自身への感染にも注意してきただきながら、今後も一緒に頑張っていきましょう。」との閉会挨拶で、本セミナーを締めくくった。

講演風景
講演風景
(左:講師 阪上先生 右:石川県国民健康保険診療施設協議会 水野会長)

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