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【1-3】国保連レポート

国保情報集約システム説明会・審査支払業務研修会

   「国保情報集約システム担当者説明会・審査支払業務研修会」を4月25日(水)に石川県地場産業振興センターで午前と午後で開催し関係者41名が出席した。

   開催に先立ち国保連合会審査管理課の高課長心得より、「昨年からの運用テスト及び3月のデータセットアップ作業を市町担当者のご協力いただき無事実施することができ、4月の制度施行に合わせた本稼働を迎えることが出来た。しかし、全国的にもまだまだ、クリティカルエラーが大量に残存またはマイナンバーが連携されていないといった状況であるため、国保連合会としても出来る限りの協力を行うので早期に解消し安定的な稼働を行いたい」と述べた。
   説明については、システムの概要、日次作業内容、業務スケジュール、世帯継続にかかる作業内容、高額該当情報の連携等にかかる説明をおこなった。

   続いて、午後からの審査支払業務研修会では請求支払帳票を始め被保険者マスター、療養費にかかる指定公費の請求事務、出産育児一時金の事務処理について各担当者から説明し研修会は閉会した。

市町障害者総合支援市町担当者説明会

   4月26日(木)、石川県地場産業振興センターにおいて、市町障害者総合支援等担当者説明会が参加者35名のもと開催された。
   今回の説明会は、社会保障審議会障害者部会において、市町による給付費の審査をより効果的・効率的に実施できるように国保連合会に審査を支援する機能を強化すべきであると提言がなされ、平成28年5月に障害者総合支援法及び児童福祉法の一部改正が成立し平成30年4月から施行されることから、市町との役割分担や新たな審査支払事務の実施に向けた対応について説明を行った。
   また、新たに障害者が65歳に介護保険に移行した際の介護サービスに係る利用負担を軽減する制度として新高額制度が創設され、システムの仕組みや処理の流れなどの説明を行った。
   続いて、当国保連合会が行う障害者総合支援等業務として、受給者台帳登録業務や過誤、市町二次審査業務について各担当より処理の流れや国保連合会とのデータ授受にかかる留意点、よくある点検エラーとその原因について説明し、閉会した。

市町介護保険担当者説明会

   4月27日(金)、石川県地場産業振興センターにおいて、市町介護保険担当者説明会が参加者31名のもと開催された。
   今回の説明会は、保険者への事務連絡として、平成30年度は制度改正・報酬改定が行われることから改定に伴う台帳整備等のスケジュールや3年間の時限措置として新たに年間高額介護サービスが実施されることから制度の概要をはじめ抽出条件及び注意事項の説明を行った。
   また、平成30年6月より介護給付適正化対策事業の支援として、保険者の事務負担の軽減を図るため、国保連合会で医療との突合点検を実施していく旨の説明をした。
   続いて、当国保連合会が行う介護保険業務として、受給者台帳登録業務や過誤処理、共同電算処理業務である償還や高額介護サービス費支給処理等、高額医療・高額介護合算業務、主治医意見書作成料請求書、特別徴収業務について、各担当より処理の流れや国保連合会とのデータ授受にかかる留意点等について説明を行い、閉会した。

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