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【1-1】国保連レポート

令和5年度国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業

厚生労働省国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー
講演風景
厚生労働省国民健康保険料(税)
収納率向上アドバイザー 磯谷先生
   令和5年度国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザー派遣事業の最終訪問が、初回訪問に引き続き、厚生労働省国民健康保険料(税)収納率向上アドバイザーで各務原市市民生活部医療保険課専門事務職員の磯谷伊久雄氏をアドバイザーに招き、令和5年12月7日(木)に能美市、12月8日(金)は珠洲市において実施された。

   令和5年8月1日(火)、8月2日(水)に開催された初回訪問では、両市から事前に相談を受けた徴収困難事例について、磯谷アドバイザーから個別の徴収手法や今後の滞納処分について具体的な対応策を指導いただいた。今回の最終訪問では、初回訪問から約4か月間にわたる徴収困難事例に対する取り組みの成果及び進捗状況を両市より報告を受けた。


訪問風景
訪問風景

   両市とも初回訪問時に磯谷アドバイザーから受けた指導を参考に、滞納者により踏み込んだ納付相談や調査を行った結果、どの事例も継続して取り組む必要があるものの、収納率向上に向けて前進した事例がほとんどであり、一定の成果を得たとの報告であった。

   報告を受けて磯谷アドバイザーからは「両市とも現年分の収納率が非常に高く、徴収業務についてよく取り組まれている。組織として継続した取り組みとする為にも、業務手順書やマニュアル等を作成していただきたい。また、年度当初に目標収納率や年間スケジュールといった徴収方針を作成することで、方向性をしっかり見据えて取り組むことをお願いしたい。」とのアドバイスをいただいた。


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