国保共同電算事務処理担当者研修会
令和5年5月29日(月)に石川県地場産業振興センターにおいて、保険者の共同電算事務担当者を対象に13市町から17名出席のもと、令和5年度国保共同電算事務処理担当者研修会が開催された。開会にあたり、国保連合会の小高課長から、国保総合システムを活用し保険者の共通した事務を一元的に行い事務効率化の推進、更に事務処理の向上と迅速化を促進することで保険者事務共同電算処理事業の効率的運営を図っていること、保険者と国保連合会の円滑な事務処理を図ることを目的に毎年、年度当初に研修会を行っており今後の業務に生かしていただきたいと挨拶があった。
その後、午前は審査業務課から国保総合システムによる過誤・再審査と療養費業務について、業務の概要およびデータの確認・登録・帳票印刷等の操作方法について説明を行った。過誤処理には複数の方法があり、条件により処理方法を選択することが可能であること、柔道整復施術療養費患者調査業務については、業務を行うこととなった経緯と調査対象となる患者の抽出条件、調査方法について説明を行った。
午後からは、審査管理課より説明を行った。月次の高額療養費、高額療養費(外来年間合算)、高額介護合算療養費の支給算定について、制度の概要から、国保総合システムでの申請登録から支給管理の操作方法までを説明した。国保総合システムで対応している支給申請手続きの簡素化(支給簡素化)についても説明した。
また、保険者より委託を受けている、後発医薬品利用差額通知と医療費のお知らせの作成業務について、通知の作成基準や各帳票の内容を説明した。
最後に、今回説明した各業務を行うにあたり、国保総合システムの利用を希望する場合に提出する申込書について周知し、閉会となった。