前のページへ

【1-1】国保連レポート

令和4年度石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会 開催

令和4年第1回通常総会
講師
  合同会社プラスぽぽぽ
     代表 榊原 千秋先生
   5月31日(火)、石川県女性センターにて石川県在宅保健活動者連絡協議会総会及び研修会が会員50名中17名の出席のもと開催されました。総会でははじめに川坂会長から、会員の皆様への感謝の気持ちや励ましの言葉をいただき開会しました。協議事項では、令和3年度の事業状況と収支内訳・令和4年度の事業計画と収支内訳、役員改選が行われました。
   研修会では、令和3年度高齢者いきいき推進事業を実施した6グループの活動報告がありました。コロナ禍の中、参加者の笑顔が見たいという思いで、感染対策をして行われた活動では高血圧予防や低栄養予防の昼食、免疫力を上げる食事術・骨粗しょう症予防などの講話、室内でできる軽体操や脳活ゲームなどの健康づくり・認知症予防を目的とした内容を工夫して実施されていました。奥能登地区では防災にも取り組む活躍を聞くことができました。

令和4年第1回通常総会
講演風景

   午後からは、合同会社プラスぽぽぽ代表、榊原 千秋先生に【おまかせうんチッチ「気持ちよく出す」ことでフレイル予防】と題した講演をしていただきました。榊原先生は、保健師、助産師、看護師、コンチネンスアドバイザーの資格をお持ちになられ、豊富なご経験から訪問看護や居宅介護支援の重要性を発信し続け、自ら運営される施設を通し多くの方を支援してこられた経験をお話くださいました。
   人生の最後まで、その人らしく暮らせるために、お一人おひとりが持っている力を引き出すために、医療や訪問看護・介護など多職種の専門職や家族、ボランティアが一体となって生活を支えることの大切さを訴え、また、赤ちゃんからご高齢者まで、下剤などを多用せず、その方にあった排泄で「気持ちよく出す」ことが健康づくりにつながる「便育」について分かりやすくご教授くださいました。講演後も質問等に温かく応えてくださった榊原先生に感謝の拍手で研修会を締めくくりました。

< 1 | 2 >
次のページへ