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【1-1】石川県国保連合会

石川県国保連合会 令和6第1回通常総会 - 令和6年度の事業計画・予算を可決承認 -

令和5年第1回通常総会
開会あいさつ
油野和一郎 国保連合会理事長
   去る、2月26日(月)、石川県国保連合会の令和6年第1回通常総会がKKRホテル金沢において開催された。

   開会にあたり、石川県国保連合会の油野和一郎理事長よりあいさつがあり「国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険の基盤的役割を果たしてきたところであるが、医療技術の高度化や超高額医薬品の保険適用に伴う医療費の増加に加え、高齢者や低所得者の増加など国保制度を取り巻く環境は厳しさを増してきている。」と国保事業が抱える課題を挙げ「当連合会は、保険者によって共同目的達成のために作られた組織であり、その責務を十分に認識し、保険者ニーズに的確に対応する事業展開を行い、経費節減と事務効率化に努め、今後も保険者に信頼と安心を提供する国保連合会を目指したい。」と述べた。また、令和6年能登半島地震の影響により国及び県から求められた国保連合会の役割に触れ、「引き続き、被災された皆様に寄り添った支援を続けていくとともに、迅速な対応に努めていく」と決意を述べた。

   その後、議事に入り、議長に油野理事長を選出、議事録の署名には岸博一羽咋市長、近藤邦夫石川県医師国民健康保険組合理事長を指名し議案審議に入った。

   令和6年度の事業計画では、基本方針を柱に重点事項を定め、診療報酬等に係る適正な審査及び円滑な支払業務のほか、健康づくりや重症化予防の取組、国保データベースのデータを積極的に活用した保険者における効果的・効率的な保健事業・医療費適正化の支援等、県や市町が実施する各種事業について積極的に支援を行うとした。予算等に加え、令和6年能登半島地震への対応も含めた議案8件、報告2件を連合会事務局より説明が行われ全議案原案通り満場一致で可決承認された。

   閉会のあいさつでは、石川県国保連合会の村山卓副理事長から、「国民健康保険を取り巻く環境は厳しさを増している状況にあるが、皆様のお力添えがあり安定的な運営がなされている。国保連合会としても、本日ご決議いただいた事業の円滑な運営はもちろん、保険者の負託に応えられるよう業務の適正な執行に努めたい。」と述べ、令和6年第1回通常総会は閉会した。

   なお、可決承認された石川県国保連合会令和6年度事業計画は次ページのとおり。

令和6年国民健康保険事業功労者表彰

   令和6年国民健康保険事業功労者表彰は、石川県知事表彰に10名、国保連合会理事長表彰に市町国民健康保険運営協議会委員及び国民健康保険組合役員から14名、市町国民健康保険関係職員から19名、国民健康保険診療施設職員から69名の計112名が表彰を受けた。

   例年、当国保連合会通常総会の席上にて行っていた表彰式は、令和6年能登半島地震発生による甚大な被害状況を踏まえ中止となった。

   

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