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【1-1】国保連レポート

令和5年度石川県国民健康保険診療施設協議会理事会・総会

令和4年第1回通常総会
石川県国保診療施設協議会
水野会長
   令和5年4月27日(木)、石川県地場産業振興センターにおいて、石川県国民健康保険診療施設協議会理事会・総会が開催された。
   開会にあたり、石川県国民健康保険診療施設協議会水野会長より、「我々国保診療施設は、住民のニーズに応え、安心・安全で質の高い医療、サービスの提供を行ってきた。特に、人口減少や高齢化が進む社会ではその役割はますます強くなってきている。今後も地域に根差し、住民に寄り添い、地域医療を守るとともに、医療・福祉・保健・生活・介護の一体的な提供を目指す「地域包括医療・ケア」の更なる推進と充実をはかることが求められている。」と挨拶を述べた。また、10月6日、7日に福井県で全国国保地域医療学会が開催されることから、関係者への協力を呼びかけた。



令和4年第1回通常総会
石川県健康福祉部
医療対策課 表課長
   来賓挨拶では、石川県健康福祉部長代理で医療対策課の表課長より、「国保診療施設は、地域における医療を確保するための中核施設として地域住民の受診機会の確保や、健康増進に大きく寄与している。これもひとえに、その運営にあたっている施設管理者や職員の弛まぬ努力の賜物と心から敬意を表している。国民健康保険は平成30年度の制度改革以降、国の財政支援の拡充など制度の安定化がはかられたところであるが、市町や国保連合会の協力もあり概ね順調に運営が出来ている。一方で、令和7年には団塊の世代全てが75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護の需要が増加し、また、所得水準の低さ等国民健康保険を取り巻く財政環境は今後も厳しい状況が続くことが見込まれる。石川県として地域医療の確保は、県民の安心安全の基盤をなす県政の重要課題であり、緊急医療体制や災害医療体制の強化、医師看護師の確保対策などに取り組んでいるところであり、今後とも地域医療の更なる充実に努めて参りたい。ご出席の皆様方には、多年にわたる経験や知識を生かし、今後とも地域における医療・保健対策の中核としての役割を担うとともに、国保診療施設としての機能を十分に発揮し、本県の保健医療の推進に引き続きお力添えを賜りたい。」と述べた。
   議事では、水野会長を議長とし、事務局より令和4年度事業報告と決算並びに令和5年度事業計画と予算について説明を行い、全会一致で可決承認された。

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