前のページへ

【1-2】国保連レポート

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関する研修会

   令和2年1月14日(火)石川県地場産業振興センターにて石川県後期高齢者医療広域連合と石川県国民健康保険団体連合会の共催で高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関する研修会を開催した。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関する研修会は11月11日に元厚生労働省健康局長の矢島氏を講師に、国保、介護担当課長等を対象として開催しており、今回は、市町の国民健康保険担当者、保健事業担当者、介護保険担当者等実務者を対象に開催し76名が出席した。

   講師に、佐賀県多久市地域包括支援課課長補佐 菊池 伊津子 氏を招き、令和2年4月1日から本格的に実施される高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について国の情勢、石川県後期高齢者医療広域連合の現状と課題を確認した後、先進的な取り組みを行っている佐賀県多久市の取り組みをご紹介いただいた。

   昨年10月に厚生労働省から示された「高齢者の保健事業ガイドライン」(第2版)を踏まえ、市町庁内の連携や情報共有、事業全体像の把握の重要性などについて、出席者が現在の自市町の取り組み状況や課題をグループワークを交えながら研修会は進行された。出席者からは、これまで事業の全体像、具体像がつかみにくく、何から取り組めばよいのかわからなかったが、研修会を受け自庁内の連携や情報共有をまずは進めていき事業実施に向け取り組んでいきたい、具体的にどう取り組めば良いのか道筋が見えてきたなどの意見が出された。

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関する研修会
< 1|2 >
前のページへ